おはよう〜。不利を承知で何故進む?今朝の北海道新聞の社説です。TPPの次回の日程がマレーシアで7月15日〜25日と決まり日本は、その間の3日間しか与えられていない現実で有益なカードを引き出せるか小学生でも疑問に思うだろう。先月も2013年4月現在で約900人に達する「大学教員の会」の賛同者が4月26日に国会内で記者会見を行い日本側が一方的に譲歩しただけで米国側からは一切の譲歩も得ていない又、米国の更なる要求を受け入れる為の日米2国間交渉の設置が義務付けられ全面屈服内容とそれを受け入れた屈辱的外の真実を日本政府が隠蔽しようとしているとのコメントを記者会見で発表しました。そして、これらの日本全国の大学教員の会のコメントや会見の様子を大手マスコミが一切報道せず報道したのは赤旗新聞1社のみらしい。図らずも日本のジャーナリズムの底の浅さが露呈した形となってしまった。安部総理が連日の様に大手マスコミの代表と会食していた意味が、こんな処にも出ています。だいたいTPPの選りすぐられた交渉分野の専門家は学者の方でありデーターも歴史も踏まえて論破するから何も理解していない政治家からすれば関わりたく無いのも理解できる。ざっと言えば農業・経済・労働・社会政策・行政・司法・民法・財政・会計・憲法・環境・福祉・歴史・哲学・メディアなどの日本の頭脳が良心からTPP参加阻止に立ち上がっています。大手マスコミが政府のTPP推進の旗振り役になっているのも甚だ疑問です。そして話は政府とマスコミに関連して安部首相のマスコミの使い方が政治に使うより自分の人気取りに使っている事が読み取れる記事を見つけました。先の4月27日の夜に男性人気歌手グループ「EXILE」のコンサートが東京ドームで行われたのですが安部首相は2時間以上も鑑賞したにも関わらず同じ日の昼に同じ都内で開かれて約2000人が参集した北朝鮮による拉致被害者の早期救出を呼びかける「国民大集会」には僅か30分の時間の取り様に拉致被害者家族が16年間に渡りコツコツと集めた1029万人の署名を安部首相に手渡し一刻も早い救出をと訴える大事な集会でした。これでは北朝鮮問題より娯楽に重きを置いたと国民に受け取られても仕方が無いでしょう。原発同様に政治家としての資質が問われる軽い選択でした。今朝のコメントは長くなり申し訳ありません、最後まで読んで頂き有り難う御座いました。