おはよう〜。先日の事です。お邪魔した小樽市堺町の杉養蜂園の蜂博士の解説は蜂が、いかに利口で人間は如何に愚かか考えさせられました。その1つがミツバチは人間が作った巣箱に入る時は入り口にプロポリスと言う非常に抗菌作用が高い成分を必ず体に摺り付けてから巣箱に入ります。こうしないと巣箱の中に、ばい菌を持ち込む事になるからです。飲食店や幼稚園また病院の病室の入り口等に備え付けられているアルコール殺菌液と同じ理屈ですが大昔から誰から教えられた訳でも無いのに文字通り自然が教えた掟の様なモノです。そうして巣の中を無菌状態にして自分たちのテリトリーと生活空間を見えない敵から守るのです。それに引き換え人間は、どうでしょうか?放射能を撒き散らす原子力発電所を造り続け事故が起きてしまったら手の施し様が無い状態です。どだい自然に勝てる訳も無く自然に沿った循環型のエネルギーを地球の為にも考えるのが当然の取るべき行動でしょう。私たちは自然に生かされているのだから。またミツバチは六角形の巣房に蜂蜜を入れて80%位まで糖度を上げて保存を効く様に自分の小さな羽根でバタバタさせて水分を飛ばし乾かして固くするのです。私たちはミツバチが苦労して作った、はちみつを大事に頂かないといけないなと思いを改めています。いろんな意味でミツバチの生態を通して生きる事の意味などを考えさせられる今日この頃です。